9月 7日(土)高津区の札所巡り 8㌔又は10㌔ 集合 溝の口デッキ広場

集 合:午前9時(受付午前8時30分より)溝の口駅デッキ広場(JR南武・東急田園都市線)
解 散:午後1時頃登戸駅(JR南武・小田急線)(一次解散 8㌔宿河原駅JR南武線)
コース:久本3丁目公園→④明王院(参拝)→諏訪神社(通過)→二子橋下(トイレ)→久地ふれあい公園(地入れ)→③龍巌寺(参拝)→川崎市緑化センター(昼食)→宿河原橋(一次解散8㌔)→多摩川→ニケ領せせらぎ館→登戸駅
2月の例会では降雪為、参加者も37名少なく、第四番札所の明王院への参拝を中止しておりましたが、今回のウォーキングで復活し再チャレンジとしてコースに載せました、それに合わせて、2月で参拝しました、二番札所の身代わり不動尊捺印も特別行う事にしました、今回は二番札所、三番札所、四番札所の捺印を実施します。(8月10日の例会で会長より発表)

明王院
明王院の正確な創建時期はわかっていませんが、古くから川崎の地にあったとされ、慶長年間(1596-1615)には良識という僧が再建、寛文8年(1668)頃には寺号圓能院から院号明王院と通称されるようになったと伝えられています。

本尊は不動明王で、武相不動尊二十八所の第四番目の霊場です。
神奈川県下で最も古い人工用水路である二ケ領用水の工事に協力した小黒左近の墓もあります。

龍巌寺
龍厳寺の創建年代等は不詳ながら、深大寺六十七世宣海が中興開山したといいます。当寺の福禄大黒天像は傳教大師の作で希有な古式の像だといいます。多摩川三十三ヶ所観音霊場15番、準西国稲毛三十三観世音霊場20番、武相不動尊霊場3番です。

福禄大黒天
当山に安置されています大黒天像は日本最古の尊像であり、既に新編武蔵風土記稿には傳教大師作と誌されています。昭和二十七年八月川崎市教育委員会に於て調査の結果、大黒天像としては希有の古式像であることが確認されました。檜の白木を材として鎧を着し、左手に宝棒を持ち右手には小袋をさげ持ち、臼を台座とした半迦像でどっしりとした重味を厳粛な感を以て人に迫る品格を備えております。この像を収めた厨子の背面には、この大黒天は傳教大師一刀三礼の尊像で、日光山学頭修学院亮宣僧正が護持していたのを、その弟子の深大寺六十七世宣海が承けて護持し、更に龍厳寺王宣慶(宣海の弟子らしい)が承けて龍厳寺に安置したことが寛保元年六月吉日の日付を以て宣慶自ら墨書しています。(境内掲示より)